Children of Gaia
I Am the Healing of the World


「命を大切にしようとは思わないの? 溺れ死ぬならクソの海より血の海の方がマシとでも? 私はそうは思わないな」
 
■調停者の部族
■平和の使者
■世界の癒し手
■ネゴシエイター
 
起源
 血。すべての生き物は母親の血の中から生まれ出でる。ガルーもその例外ではない。しかしチルドレン・オブ・ガイアは2度生まれてきた。最初は母なるガイアの苦痛の中から、2度目はガルーを引き裂く暴力の中からだ。
 
 勿論、最初は部族に当たるものはなかった。ガイアは、狂ったワームの放出する毒によってもたらされた苦痛の中から変身種族を生んだ。この頃はまだ、ガルーは部族の概念を持たなかったし、毛皮の色が銀でも、黒でも、茶色でも、白でも、何の違いもなかった。
 
 しかし人間がその数を増やすにつれて事情は変わった。軟らかい皮を持つ人間たちが道具の使用を覚え、毛皮の代わりに家を建て始めるのを観察しながら、ガルーは怒りを募らせていった。かつてガルーは人間たちの間を歩き回り、彼らを導いたものだが、今や夜闇に紛れて村に忍び込み、犠牲者を攫って人口の調整をしなければならなくなったのだ。この殺人行為はガルーの心に重く圧し掛かり、中にはビースト・オブ・ウォーに触れられて発狂する者も現れた。この頃のガルー同士の争いは、縄張りの所有権や村の管理権を巡って行われていたのである。
 
 熱に浮かされたようなこの時代、ガルーの仔もまた戦いの犠牲となった。
 ガイアはこれを見て嘆き哀しみ、死んだ子供たちをその胸に抱いた。彼女は子供たちに新たな命を吹き込み、世界樹の枝の間に乗せた。成長するに従い、すべての狼がそうするように、子供たちはの秘密を学んだ。そしてガイアは、子供たちに生命の秘密をも教えた。
 大人になると、ガイアは子供たちを世界に戻し、生命の採るべき道を説かせた。しかし他のガルーたちは己の怒りを深く恥じ、散り散りに別れてしまった。それ以来、チルドレン・オブ・ガイアはガルーを再び結びつけようと努力している。ガイアがそう願うような、一つの部族に。
 
 しかしチルドレンは賢かった。自分たちだけでガルーを説得しようとするのではなく、人間たちの中に歩み入り、ガイアの愛と生命のメッセージを広めていったのだ。母の無限の愛を本当に理解している人間はほとんどいないし、彼らの行動のほとんどは的外れであるものの、チルドレンは彼らを見捨てはしない。
 古代ギリシャでは、人間たちはガイアという母の真の名前を知り、その語を使っていた。希望はまだ、残されている。
   
解説
 13部族中最も温厚な部族が、このチルドレン・オブ・ガイアです。
 ワームの尖兵との戦争によって、また同族の爪によってガルーの血が流されたとき、傷ついたものを癒すべく、母の慈愛の下にチルドレンは
立ち上がります。インペルギウムの恐怖を取り除き、人間たちの世界に平和とガイアの愛をもたらしたのも彼らです。
 
 暴力はワームの勝利にしか繋がらない、と彼らは云います。死は決して生の一部ではないし、憎悪はワームに取り込まれる近道でしかな
い、と。チルドレン・オブ・ガイアにとっては、生命は戦って得るものではなく、守るべき贈り物なのです。
 
 とはいえ彼らも、話し合いを終わらせ、戦を始めるべき時があることは承知しています。ぎりぎりまで和解への道を探り、血が流れない解決法を求める彼らも、いざ戦いに身を投じれば恐ろしい戦士に変貌します。母なるガイアとの結びつきが、「子」たる彼らに強力なパワー
を与えるのです。
 
 チルドレン・オブ・ガイアにとって、ガイアは慈悲深き偉大な母であり、ワームはそれを否定する存在です。来るべき黙示録を前にして、彼女たちは途方に暮れています。部族の指導者たちは、まだ間に合ううちに人間との和解交渉を進めたいと願っていますが、最も楽天的なチルドレン
でさえ、平和な時代は既に遠く過ぎ去ったことを痛感しています。
 
 他のガルーは、不承不承ながらもチルドレン・オブ・ガイアを尊敬しています。多少頭の方が足りないとしても、チルドレンは栄光あるピースキ
ーパーなのです。彼らは過去においてそれだけのことを成し遂げてきましたし、今もガイアの深い愛を広めているのです。
 
 チルドレンは高い社会的能力を持ち、加害よりも養育、治癒や保護のギフトを使います。ガイアと深く結びつき、物事の調和を観察することを
好む彼らですが、一旦怒ったときには真に危険な存在になります。
 
歴史
 チルドレン・オブ・ガイアの成し遂げてきた成果で最も大きなものは、インペルギウムの停止でしょう。チルドレンは人間の人口を増えるに任せ、行く先々で神秘的なカルトを作って女神の愛と慈悲の精神を広めました。多くの人間が癒され、チルドレン・オブ・ガイアの行動を手本とするようになったのです。
 彼らのキンフォークはいつも、民衆が教養を持つことを恐れる権力者(ヴァンパイアやワームの駒であることも多い)に狙われることになりましたが、それでもチルドレン・オブ・ガイアは国の法律に影響を及ぼし、人間たちがより良い政府を作るのを手助けしてきました。
 新大陸に上陸したチルドレン・オブ・ガイアは、ネイティブの部族が酷い窮地に立っていることを知りました。彼らはクロアタンを失ったことを嘆き哀しみ、二度とこのような悲劇を繰り返させないことを誓いました。チルドレンはウクテナとウェンディゴを助け、ワームによってもたらされようとしていた滅亡の縁から救うことに成功しました。今でも多くのウクテナはこのときの恩義を忘れず、チルドレンを信頼しています。
 
 冷戦の終結は、すべてのチルドレン・オブ・ガイアに深い安堵の溜息をつかせました。人類は第三次大戦の危機を回避したのです。しかし状況は以前にも増してたちが悪くなっています。チルドレンは湾岸戦争の燃える砂漠を駆け、人間の殺人テクノロジーの恐るべき進歩についての報告を持ち返りました。ルワンダの虐殺では、ペナンブラが昏く煮えたぎるのを目撃しました。そしてバルカン半島周辺地域では、人間の憎悪が今まさに起き上がろうとしています。
 しかし、チルドレン・オブ・ガイアの粘り強さはガルー社会を動かしています。彼らの平和を求める叫びは、特に若く頭の柔らかいガルーに受け入れられ、今こそ戦のときだと叫ぶエルダーたちの旗色を悪くしています。たとえどれだけの投資が必要だとしても、チルドレンはガルーと人間の双方を同じように癒そうとしているのです。
 
 現在のところ、チルドレンは主に中東での和平交渉の円滑化に努めています。また彼らは、人権侵害を根絶するためにはどこにでも赴きます。しかし旧共産主義国家に民主主義思想を広めようというチルドレンの試みは、中国では変化妖怪の抵抗に出会って難航しています。
 
社会
  チルドレン・オブ・ガイアの組織構成は13部族中でもっとも緩やかなものです。群れの結束も緩やかで、メンバーはしばしば他の部族の群れに加わって調停者的な役割を果たします。部族内でのヒエラルキーも流動的で、まるでリーダーがいないように見えますが、彼らも適切なリーダーシップの必要性はしっかり認識しています。
 各氏族には、立法の役割を果たす〈女神の声〉Voice of the Goddess(女性)、ガイアの意志を執行する〈女神の腕〉 Arm of the Goddess(男性)、ガイアの意志を解釈し、調停を行なう〈女神の心〉Heart of the Goddess(混血か、出産年齢を過ぎたエルダー)が一人ずついて、氏族の意思決定に携わっています。
 キャンプには以下のものがあります。他の部族では多くのキャンプへの加入に制限が付いていますが、チルドレン・オブ・ガイアは原則的に、どのキャンプにも自由に加わることができます。ただし中には、エリート意識が高いキャンプもあります。
 
■Servants of the Unicorn(一角獣のしもべ)
 部族の半分を占める最大のキャンプ。ガルーの不和を取り除き、再びガルーを一つに結束させることを目的とする。小さな不調和が積み重なって巨大な問題になっていくプロセスを停止させること、歴史上の恨みを解消させることに力を注ぐ。黙示録は近く、無駄にする時間はない。若いガルーは戦力として歓迎される。
 
■Crest of the Horn(突き進む角)
 サーヴァンツ・オブ・ジ・ユニコーンの中の小グループ。突撃を指揮し、先頭を切って敵を殺す斬り込み隊。シルバー・ファングスの君主政治を過去の遺物と見なし、チルドレン・オブ・ガイアの指導の下にガルーの議会を開き民主政治を行なうことを主張する。シルバー・ファングスを追い落とすためには、他のどんな部族間の相違も気にしない。サーヴァンツと協力して無血の権力譲渡を目指す彼らが唱える、シルバー・ファングスの退位という案には賛同するものが多く、どの部族にもホーンへの協力者がいる(勿論、ファングスを除く)。
 ホーンはそれら協力者を組織し、無血革命を目指して彼らを指揮することにかなり成功しているが、最近では、少し減速した方がいいと注意を促すメンバーもいる。厳格なヒエラルキーと命令系統という構造に、あまりにも多くのガルーが関わり過ぎている現状は危険だというのである。チルドレン・オブ・ガイアの基本方針に立ち返り、オープンな方法でファングスをより良い方向へ導こうという彼らの主張を、他のホーンは、勇気が必要とされるこの時に何を臆病なことを、と冷ややかな目で見ている。
 
■Imminent Strike(急迫する一撃)
 すぐそこに迫っている黙示録に勝利するためには、協力が困難な部族を切り捨てる覚悟も要る。シャドウ・ロードはデッドウェイトだ。ゲット・オブ・フェンリスは問題児だし、シルバー・ファングスは最後の戦いでワームの旗を持つと予言されている。ワームといちゃつくのを止めない限り、ウクテナも切り捨てねばならない。ブラック・フューリーズは男に、ウェンディゴは植民者に、レッド・タロンズは人間に対して、それぞれもっと寛容にならなければいけない。必要とあらばどの部族とでも縁を切る。最後の戦いでは、チルドレン・オブ・ガイアの知恵を借りに皆が集まってくるだろう。そうしなければ滅ぶだけのことだ。
 
■The Patient Deed(忍耐の実行)
 最後の戦いには全ての部族が参戦する。共に勝つか、共に負けるかだ。部族間の調和は不可欠で、誰を切り捨てることもできない。結束への抵抗はガイアの意志に反する行為である。外の敵より内なる敵と戦い、まず自らを改め、それから他のガルーを改めることで世界を変えていかねばならない。他のガルーの考え方を学び、例え疎んじられても協力し、侮辱を穏やかなユーモアで受け止める。彼らを敵として見てはいけない。ガイアはガルーすべてを家族として創ったのだから。
 
■The Anointed Ones(聖別されしものたち)
 戦争と暴力を否定する。暴力を避けないガルーは加入できない。相手に対してギフトは使うが、決して戦うことはない。チルドレン・オブ・ガイア最小のキャンプであり、それを誇りにしている。ガイアの意志に妥協した形で従うのはワームの路への第一歩なのだ。
 
■Demeter’s Daughters(デメテルの娘たち)
 人間を母なるガイアの胸の中へと連れ戻すことに尽力する。かつての啓蒙時代には自然主義を促進し、現代では環境運動を率いて、自然の驚異や美しさを見せることで、人間たちに生命への慈しみを教えようとしている。キンフォークのサポーターはワームやウィーバーに取り込まれた都市計画者と戦い、都市の中に緑地を作る(NYのセントラルパークもそうした場所の一つ)。ワームはガイアそのものではなく人間を標的にしているので、人間の正気を保たせることは重要である。加入は歓迎され、他のキャンプとの掛け持ちもできる。
 (訳注:デメテル、またはデーメーテールはギリシャ神話の農業・多産・結婚の女神)
 
■Angels in the Garden(窓の外の天使たち)
 キンフォークとの地下ネットワークを作り、人間の子供たちをデファイラー・ワームの魔手から護る。時には虐待から子供を救うために法を破り、直接誘拐することさえある。しばしばアウトロウではあるものの、彼らの守護はどんな法よりも強い。他のチルドレン・オブ・ガイアや他部族を運動に加わるよう説得もする。またグラス・ウォーカーの協力の下、児童書や子供番組、新しい電子メディアを通して、ワームへの抵抗力をつけるため、子供たちにガイアの思想を広めている。ワームはモラリストの焚書屋を作り出して対抗しているが、エンジェルスの方が優勢である。
 
■The One Tree(ひとつの樹)
 ガイアの白血球として、抗原となる人間や怪物を排除する。悪意や血への渇望から殺すのではなく、殺しに誇りを抱くわけでもない。白血球は良心の呵責も菌への飢えも感じることはない。ジ・ワン・ツリーが殺すとき、ガイア自らがその手を通じて殺すのだ。自分の中の憎しみを殺すことができる者だけが加入できるキャンプである。
 
■Aethera Inamorata(天空の恋人)
 初期の人間の王たちを癒し、邪悪から護った英雄シドゥリ・サビトゥ(Siduri Sabitu)の精神的後継者。愛を以って世界を癒す男女。傷ついた心と身体を癒す手段として性愛を掲げる楽園のニンフでありサタイアである。エジプトでは刻の貴婦人(Ladies of the Hour)、ペルシアでは天女(Houri)、ギリシャではHorae、セム人にはHarlotsとして、ローマでは狼神ルパ(Lupa)の女性神官ルパエ(Lupae)として、インドでは空を歩く者(Skywalkers)と呼ばれるこの世の天使として、ヨーロッパではCunning WomanとCunning Manとして、世界各地で様々な名で呼ばれてきたかれらの使命は、愛と、それがもたらす癒しだった。
 ワームはこれを憎悪し、性は悪であり不浄なものであるという観念を広め、イナモラータに与えられた神聖な名前を唾棄すべきものとして貶めた(訳注:例えばHarlotsという語は、今では売春婦を意味する)。ワームにそそのかされた敬虔な聖職者はイナモラータの名を堕とすもっともらしい話を流布し、神聖な寺院を穢して売春宿にした。男女の神官は惨めな犠牲者とされた。とどめに、ワームは性を不潔で苦痛に満ちた危険なものへと変えてしまった。
 しかし、ワームはイナモラータを止められはしない。絶頂の瞬間、すべての男女は聖なる存在と接する。たとえ憶えていなくとも、その法悦はかれらの内に残るのである。
 イナモラータはガルーを孕んだキンフォークの妊娠状態を観察し、その家族に、思春期を迎えた子供を諦めるように備えさせる。順調にいけばイナモラータは、聖なる試練によるもの以外の、最初の変身に伴うトラウマを取り除いてやることができる。
 また、イナモラータはキンフォークとあらゆる部族のガルーとの結婚を推進し、他の部族を家族にすることによって信頼を築き、ガルー同士の争いをなくそうとしている。混血が生まれることを防ぐこともできるかもしれない。
 イナモラータとそのキンフォーク・ネットワークには、誰でも加わることができる。
 
形質
 ヒスポーとルーパスのとき、チルドレン・オブ・ガイアは、神秘的な絵画に描かれるような堂々とした狼になります。すらりと引き締まった身体からは、他のガルーのような野獣の冷酷さではなく、触れることが出来そうなほどの穏やかさと調和の感覚が発散されています。毛皮はブラウンかグレーで陰影がつき、しばしば白の斑点や縞があります。ホーミッド・フォームには、あらゆる人種や文化を見ることができます。
 
テリトリー
 ほとんど世界中どこでも。チルドレン・オブ・ガイアは旅をして、自らの行動を以って教えとすることが多く、環境保護グループや様々なNGOに所属する者も多数存在します。
 
保護対象
 ブラック・フューリーズと同じく、チルドレン・オブ・ガイアは人間の親族を護ります。過去2世紀に渡って、この2つの部族は人権意識と環境意識の改善に尽力してきました。しかしチルドレン・オブ・ガイアはフューリーズとは違い、脅威によってではなく、手本となる行動によって変革を進めます。
 
名前
 チルドレン・オブ・ガイアは、聖なるヴィジョンを見るまでは、人間や狼だったときの名をそのまま使います。このヴィジョンはチルドレンに、途方もなく清らかな場所や、彼らが歩むべき路を見せます。その後、チルドレンは自分のヴィジョンを表すものに名前を変えるのです。成長するに従って何度も名前を変える者もいます。
 例:Quester Tree-Talker(木々と話す者クエスター(=探索者))、True Silverheels(銀のかかとのトゥルー(=真実))、Morning Glow(朝の光)、Robert Side-Splitter(腹をよじらせるロバート)、One-Song(一つの歌)、Rebecca Freedom(自由のレベッカ)、Sojourner InThe Halls of Heaven(天国の戸口の逗留者)、Pearl River(真珠の河)

 
台詞
 「名誉だと? 名誉のために決闘するというのか? ガイアへの義務も群れも部族も忘れ果てて、何の名誉があるというのだ。貴様ら二人が戦えば、間違いなくどちらか一人は死ぬ。死んでどうする? 自分の仔に転生するか? 生まれてもいない仔に生まれ変わるか? ハ! 貴様ら馬鹿二人、名誉の何たるかを知っているとほざくなら、今、ここで、俺にとっくりと聞かせてみろ!」

――“山の如き肩の”マイケル、チャイルド・オブ・ガイアのアールーン
 
偏見
ブラック・フューリーズ――公正なフューリーズは素晴らしい同胞です。ちょっと短気ですが、彼女たちは、世界が絶望的に癒しを必要としていることを理解しています。
ボーン・ナウアーズ――彼らは軽視されがちですが、善き心を持っています。
フィアナ――精霊と親しい彼ら歌い手は、暖かい心を持った友人です。
ゲット・オブ・フェンリス――あの一触即発な気の短さはほとんどワームへの利敵行動です。彼らが私たちすべてを道連れに転落する前に、歩み寄りの道を探さなければなりません。
グラス・ウォーカーズ――この魅力的な仲間から学ぶべきことは多々あります。都市の恐怖を克服した彼らの適応は、ガルーの秘められた大きな可能性を示しています。
レッド・タロンズ――敵意に満ちた戦士である彼らは、大胆で本能的な民です。本音を隠すことが苦手な彼らの正直さは、見ていて清々しいほどです。
シャドウ・ロード――野心に溢れた冷酷な戦士であり、内輪揉めに熱くなりがちな彼らは注意深く見守る必要があります。彼らのシルバー・ファングスへの敵愾心は我々すべてを破滅に導くかもしれません。部族間の調和を保つために尽力しなければならないでしょう。
サイレント・ストライダーズ――良き仲間であり、星々の下を歩むときには平和と静寂が必要であることをきちんと理解している数少ない種族の一つです。
シルバー・ファングス――危険です。彼らのとてつもないパワーと衰えていく正気は、最大の脅威となる可能性があります。来るべき我々の最大の試練は、ワームでも、ゲット・オブ・フェンリスでもなく、他ならぬガルーの指導者によってもたらされるかもしれません。
スターゲイザーズ――賢き友です。助言を授かる機会があるなら、耳を傾けなさい。
ウクテナ――傷ついた兄弟です。自分の仔にするように、彼らを癒しなさい。
ウェンディゴ――暴力的ですが、その魂は引き裂かれています。彼ら戦士たちは、復讐の泥沼に沈むよりも、彼らの先祖たちの路を歩むべきでしょう。


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