用語集
Lexicon


■ワーウルフ
Garou(ガルー):ワーウルフが自らを呼ぶ名称。母なるガイアの戦士。
 
Breed(血統):ガルーの由来する血筋。
Homid(人族):人の親から生まれたガルー。人間社会に馴染んでいる分、ガイアとの結びつきは弱い。蔑称は「ape(猿)」。
Lupus(狼族):狼の腹から生まれたガルー。環境破壊によって追いつめられている。蔑称は「feral(ケダモノ)」。
Metis(混血):ガルー同士の結婚により生まれたガルー。ガルーの遺伝子は劣勢であり、混血は生殖能力を持たない奇形になる。そのためガルー同士の結婚は禁じられており、その結果である混血も、過去の恥の象徴として周囲から忌み嫌われる。蔑称は「mule(雑種)」。
 
Auspice(月相):ガルーが生まれたときの月の状態。そのガルーの社会的な役割を決める。
Ragabash(ラガバシュ):新月;道化、トリックスター。
Theurge(サージ):三日月;予言者、シャーマン。
Philodox(フィロドクス):半月;審判者、裁判官、調停者。
Galliard(ガリアード):凸月;ムーンダンサー、吟遊詩人、語り部。
Ahroun(アールーン):満月;戦士。
 
Tribe(部族):同じトーテムと生活様式に縛られた、ガルー社会最大の共同体。
Black Furies(ブラック・フューリーズ――「黒き怒り」)
女だけで構成された、戦闘的フェミニスト部族。Wyldと女の守護者にして、男への復讐者。ギリシャを起源とし、トーテムはペガサス。
Bone Gnawers(ボーン・ノウワーズ――「骨齧り」)
都会の暗い片隅でゴミを漁り、ハイエナのように狡猾に生きる部族。その起源はインドやアフリカのジャッカルに求められる。トーテムは鼠。
Children of Gaia(チルドレン・オブ・ガイア――「ガイアの子供たち」)
平和を愛し、平和を守るためにWyrmとの戦いを決意した思想家の部族。ガイアとガルーの癒し手でもある。トーテムはユニコーン。
Fianna(フィアナ――古代アイルランドに存在したフィアナ戦士団)
妖精たちを友に持つ、吟遊詩人と芸術家の部族。起源であるケルト人の勇猛さも持ち合わせている。トーテムは牡鹿。
Get of Fenris(ゲット・オブ・フェンリス――「フェンリスの仔ら」)
ワームキラーにしてガイアの守護者、戦士たちの部族。13部族中最も獰猛で、血に飢えている。北欧を起源とし、トーテムはフェンリス狼。
Glass Walkers(グラス・ウォーカーズ――「硝子を歩く者」)
文明発祥の地といわれるメソポタミアを起源とし、最も人間社会とテクノロジーに慣れ親しんでいる部族。トーテムはゴキブリ。
Red Talons(レッド・タロンズ――「赤き鉤爪」)
狼族だけで構成されている。人間を地球の癌と見なし、人類滅亡を唱えるテロリスト部族。トーテムはグリフィン。
Shadow Lords(シャドウ・ロード――「影の王」)
力強い戦士にして、権謀術数に長けた野心家の部族。バルカンを起源とし、トーテムはグランドファーザー・サンダー。
Silent Striders(サイレント・ストライダーズ――「静かなる走者」)
旅人にして、影を歩むジプシー。一所に留まらず放浪する部族。サハラの荒野を起源とし、トーテムは梟。
Silver Fangs(シルバー・ファングス――「銀の牙」)
ガルーたちのリーダーであり、美しき支配者。遥か昔からの伝統を持つ誇り高き部族。鷹をトーテムとする。
Stargazers(スターゲイザーズ――「星観の者」)
哲学者にして賢者の部族。心身を鍛える修行者でもあり、ガルーの武術カイリンドーを生んだ。多くは極東を起源とする。トーテムはキメラ。
Uktena(ウクテナ――ネイティブアメリカンの水の精霊)
ガルー社会の魔術師にして精霊使いの部族。北アメリカ大陸南部から中央アメリカを起源とする。トーテムはウクテナ。
Wendigo(ウェンディゴ――ネイティブアメリカンの、冬の食人精霊)
北アメリカ大陸を起源とするが、ヨーロッパのガルーの侵略によってカナダの森林地帯へ追いやられた。森の守護者。トーテムはウェンディゴ。
 
Bunyip(バンイップ):失われた部族。オーストラリア大陸に棲んでいたが、移住してきた他部族のガルーに滅ぼされた。
Croatan(クロアタン):失われた部族。ウクテナ、ウェンディゴと共に北米に棲んでいたが、ワームと侵略者によって滅ぼされた。
White Howlers(ホワイト・ハウラーズ):失われた部族。ブリテンに棲んでいたがワームの手に堕ちた。現在のBlack Spiral Dancers。
 
Form(形態):ガルーは五つの形態に変身できる。
 Homid(ホーミッド):人間の姿。人族にとっての自然形態。
 GLabro(グラブロ):基本は人間だが体格は大きく、牙や爪が尖って体毛も濃い獣じみた外見。古典的な「狼男」。「Mr.ハイド」とも。
 Crinos(クリノス):狼の頭部、長く強力な腕。全身毛に覆われた身長8フィートの筋肉の化物。牙と爪は恐ろしい凶器。最強の戦闘形態。
 Hispo(ヒスポー):大昔のダイアウルフのような大型の野獣。ほとんど四足歩行。強力な牙で敵を噛み砕くキリング・マシーン。
 Lupus(ルーパス):狼の姿。狼族にとっての自然形態。
 
■ガルー社会
Tribe(部族):前述。
Sept(氏族):特定のケルンを守り、仕えるガルーの集団。
Pack(群れ):友情や使命によって非常に強く結びついた、ガルーの小グループ。
 
Camp(キャンプ):部族の中で、思想や行動様式を等しくするガルーが集まって結成した集団。
 
Elder(エルダー):古老。ランク5。
Athro(アスロ):師匠、導師。ランク4。
Adren(アドレン):導師に直接教え導かれる者。ランク3。
Fostern(フォスターン):師兄。群れの年長者。ランク2。
Cliath(クライアス):新参者。若いガルー。ランク1。
 
Moot(集会):Caernで開かれる、氏族や部族の会議。
Grand Moot(大集会):重要な議題を審議するため、部族全体が招集されるMoot。
Concolation(最高会議):複数の部族間でのMoot。
 
Ronin(浪人):自発的にか否応無しにか、群れを離れたガルー。「一匹狼」として生きるのは、危険の多い厳しい道となる。
Lost Cub(迷い仔):ガルー社会への導き手に恵まれず、自分の属する部族や月相が解らない不幸なガルー。
Kinfolk(キンフォーク):血族。ガルー遺伝子を受け継ぎながらも変身はしない人間や狼。デリリウムの影響を受けない。
 
■世界観
Triat,The(トライアット――初源の三者):世界を構成している、三位一体の勢力。
 Weaver,The(ウィーバー):網を織る蜘蛛。秩序の象徴。物質界においては、コンピュータ、科学、物理学、数学などを司る。
 Wyld,The(ワイルド):可能性そのもの。変化の象徴であり、すべてを産み出す混沌。
 Wyrm,The(ワーム):悪しき長虫。邪悪、エントロピー、腐敗の象徴。ガイアを汚染する、諸悪の根源にしてガルーの宿敵。

Tellurian(テリューリアン):大千世界。森羅万象。世界(リアリティ)全体。宇宙。
 Material World(物質界):いわゆる現実世界。
 Umbra(アンブラ):「影」。いわゆる精霊界。思い出と精霊の棲む、この世の裏側。
 Penumbra(ペナンブラ):「半影」。精霊界のうち、直接物質界の影響を受ける領域。物質界とアンブラの狭間。
 Near Umbra(ニア・アンブラ):ガイア・レルムを取り巻く精霊界。
 Deep Umbra(ディープ・アンブラ):メンブレーンの外側に横たわるアンブラの様相。
 Gauntlet(ゴーントレット):「試練」。物質界とアンブラを隔てる障壁。ケルンの周囲では薄く、テクノロジーの発達した場所では厚い。
 Membrane(メンブレーン):「薄膜」。ニア・アンブラとディープ・アンブラを隔てる壁。
 Anchorhead(アンカーヘッド):ニア・アンブラとディープ・アンブラの間の門。
 Realm(レルム):「固体の」物質界。地球(Earth)もその一つ。
 Domein(ドメイン):アンブラの中の小さなレルム。通常、ディープ・アンブラのより大きなレルムに繋がっている。
 
Gaia(ガイア):大地母神。または、アース・レルムとそれに関連するレルムを合わせた世界。 宇宙の中心。
 World Tree(世界樹):世界の中心に聳え立つ樹。冥界(Underworld)に根を張り、その枝は天上(Heaven)の天蓋。Axis Mundiとも。
 
Reaching(リーチング):到達。アンブラへの旅。
Stepping Sideways(ステッピング・サイドウェイズ):「横に逸れる」。物質界からアンブラに入ること。リーチングの俗語。
 
Caern(ケルン):聖域。神聖な場所。物質界において、ガルーがアンブラと接触するスポット。
Moon Bridge(ムーン・ブリッジ):二つのケルンを結ぶゲート。
Bawn(ボウン):Caern周辺の、人間たちも入ることができる境界領域。
 
Celestine(セレスティン):大精霊神。最も偉大な精霊。
Incarna(インカルナ):亜神レベルの精霊。セレスティンに仕える。
Jaggling(ジャグリング):インカルナやセレスティンに仕える精霊。
Gaffling(ガフリング):ジャグリング、インカルナ、セレスティンに使役される、最下位の精霊。
 
Totem(トーテム):部族や群れに結びついた精霊。部族ならインカルナ、群れならインカルナのアヴァター(化身)もしくはジャグリング。
Fetish(フェティッシュ):呪物。精霊が封じ込められた魔法の道具。
Talen(タレン):一度しか使用できない呪物。
 
Beast-of-War(ビースト・オブ・ウォー):「殺戮の野獣」。ワームの一側面。犠牲者の戦闘衝動、殺戮衝動を呼び覚ます。
Defiler(デファイラー):「穢すもの」。ワームの一側面。犠牲者の異常な性的嗜好を呼び覚まし、女性や児童の虐待などに走らせる。
Eater-of-Souls(イーター・オブ・ソウルズ):「魂喰らい」。ワームの一側面。貪欲さを呼び覚まし、犠牲者を共食いに走らせる。
Bane(ベイン):「災霊」。ワームに仕える邪悪な精霊。
Black Spiral Dancers(ブラック・スパイラル・ダンサーズ):ワームに仕えるガルーの部族。
Fomori(フォモリ):ワームに仕える人間。フォモールとも。
Pentex,Inc.(ペンテックス):最も巨大な企業の一つ。ワームに仕え、あらゆる産業に進出して世界に汚染を撒き散らしている。
 
Delirium(デリリウム):クリノス・フォームを見た人間が陥る錯乱状態。インペルギウムの恐怖の記憶に由来する。
Vail,The(ヴェール):デリリウムに同じ。ガルーの存在を覆い隠す幕、という意味。
Harano(ハラノ):ガルーを襲う、何か大事なものを失ったという圧倒的な哀しみ、切なさ、鬱、喪失感。ガイアの痛みであるとも言われる。
Litany(リタニー):「掟の歌」。ガルーが守るべき掟。
Silver Record(シルバー・レコード):ガルーに伝わる神聖な記録。
 
Impergium(インペルギウム):農業の発祥からおよそ3000年間、ガルーが人間たちの上に君臨していた時代。
 Herd(ヘルド):「(家畜の)群れ」。インペルギウムの時代、ガルーが(主に繁殖用に)支配していた人間の集団。
Pure Ones(ピュア・ワンズ):「純粋なるものたち」。クロアタン、ウクテナ、ウェンディゴのネイティブアメリカン部族を指す。
Wyrmcomer(ワームカマー):侵略者であるヨーロッパのガルーを指して、ピュア・ワンズが言う言葉。
War of Rage(激怒の戦争):かつて、他のワークリーチャー種族に対して、優越性を主張するためにガルーが仕掛けた戦争。
Apocalypse(黙示録):来るべきワームとの最終戦争。
 
Ananasi(アナナシ):蜘蛛のシェイプシフター。
Bastet(バステト):猫科のシェイプシフター。
Corax(コーラックス):鴉のシェイプシフター。
Gurahl(グラール):熊のシェイプシフター。
Mokole(モコーレ):鰐や恐竜のシェイプシフター。
Nagah(ナガー):蛇のシェイプシフター。
Nuwisha(ヌウィシャ):コヨーテのシェイプシフター。
Ratkin(ラットキン):鼠のシェイプシフター。
Rokea(ロケア):鮫のシェイプシフター。
 
Hengeyokai(変化妖怪):東洋のシェイプシフター。日本において、多くのWoDファンを絶望と諦観と脱力のずんどこに陥れた。
  実はファンもいる。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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