2003/03/27 何でこんなことになっちまったんだ? |
◇ 映画が面白かったので、『アホでマヌケなアメリカ白人』(柏書房)も購入。扇情的な邦題のせいで、最初見たときはてっきり嫌米ブームの便乗本かと思って敬遠したものですが、ムーアが書いてるなら話は別だ。なんだよ早く言ってくれよ。 読んでみて、オスカーの授賞式で、ムーアがブッシュをクソミソに罵倒した理由が解った気がします。ムーアはブッシュが大統領の座に就いたことに、そしてブッシュ就任後にアメリカが陥った事態に、大きな負い目を感じているようなのです。2000年の大統領選挙で、ネイダー(ブッシュとゴアの他に候補者がもう一人いたことを思い出されたい)のそばという、選挙の行方に多少なりとも影響を与え得るポジションにいたにも関わらず、むざむざとブッシュを勝たせてしまったことに対する負い目を。これを大袈裟だと嘲笑することは簡単ですが、ブッシュの「勝利」がものすごい僅差(しかも票の数え方はこの上なく怪しい)で決まったことを考えると、ムーアの言うことはあながち的外れとも言い切れません。この本はユーモアに彩られていますが内容は決してお笑いではありませんし、ことに最終章で書かれる彼の「告白」は、ムーアの本心をよく表しているように思います。 ところで、ムーアが行なっているような小規模なドキュメンタリー製作というのは、社会問題に対する低所得層からの有効なアプローチになるのではないでしょうか。最低、デジタルビデオカメラとスタッフが数人揃えば作れるんじゃないかな。もちろん取材対象への深い理解が必要ですし、ドキュメンタリー映画作成のノウハウは身に付けておかなければならないでしょう(稚拙な技術で作られた知ったかぶりのドキュメンタリーなんて、責め苦以外の何物でもありますまい)。でも、勉強すれば決して不可能ではないはず。少なくとも、反戦デモなぞよりは実のあることができるんでないかな。 ・マイケルムーアドットコム ・オスカー受賞スピーチ動画(from Beltorchicca 2003/03/27) ・ジャーナリストが「民主党の勝利を予測するエッセイ」ページをひそかに取り下げ:批判の槍玉に……ムーア自身が自分のサイトで、予測が外れたエッセイを削除しちゃったというニュース。はははは。確かに、そりゃねえだろうとも言いたくなるよな。結局どうなったのかはわかりません。上述のマイケルムーアドットコムでは、ぱっと見それらしい記事は見つけられなかったです。 |
2003/03/25 柳生つながり |
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2003/03/19 開戦前夜 |
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2003/03/17 ようやくマシン復活 |
そういやこの前紹介したブリンスレですが、254が秀逸でした。 ◇ ・California Academy of Sciences - Skulls(from Weekly Teinou 蜂 Woman(3.16.SUN.2003))……素敵頭蓋骨サイト。こんな画像の多いページを気兼ねなく見られるブロードバンドの素晴らしさよ。いきなりマシンが吹っ飛んでケチがついたが、寛大な我は汝ら愚かな隷環を許そうではないか。 |
2003/03/16 中 |
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2003/03/15 牛は怒って帰りました |
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2003/03/14 チャック開いちょる |
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2003/03/12 表紙のトレーキはまるでうん(略) |
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2003/03/11 立ち並ぶ豪華便所 |
わーい、出た出た。以前立ち読みした地上地下化計画みたいな話は第一話の「もぐら」でした。 ちなみに、各話タイトルは以下のようになっています。
もぐらの漢字が機種依存っぽいですけど。各章の表題の生き物みたいな生態を持ったレディース&ジェントルメンがくんずほぐれつする漫画です。生態だけじゃなくて後半になると形質的にもすごいことに。いや、SFだってこれ。これを見落としている日本のSF界はだめだと思う。蜈蚣MelibeとかSF認定されてるんだから、成年コミックだから不可って法はあるまい。オルガスマシンなんて子供だましですよ!(熱く語る人) とはいえ、成年コミックの中でもかなり濃い方だと思われるこの本、万人にはお勧めしません。かく言う僕も、うんこ話ばっかりなのに淡く困惑させられます(笑)。 なお、あとがきによると次は下水街の続きだとか! ワー!(喝采) ・掘骨砕三 ―IMAGE WAREHOUSE―……掘骨砕三データベースサイト。本人のサイトではないので注意。絵が見られるけど18禁なので注意。 ◇ あと、どこか『閉暗所愛好会』に通じるものを感じるのでそういう面でも期待(どういう面だ)。まさか荒川修作も掘骨砕三と並べて語られるとは思うまい(笑)。 ・あらなた幕開け……アラナタ……アナラタ……アタラナ……アラララ、タナララ?(古) |
2003/03/08 死ぬのはいつかだ |
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2003/03/04 裸でハサミもって拝まれてるよ |
◇ 前の巻から結構待っただけあって厚みを増して登場の、異星文明育成SFの最新刊。うおお面白いですよこれは。外文明観察官、辻本司の担当するオセアノ文明はとうとう産業革命を迎え、飛行機械の発明から核開発まで異様な速度で進歩を遂げます。物語が最終巻に向けて収束をはじめる中で、オセアノのみならず既知の全ETIを含む全宇宙を揺るがしかねない謎がその片鱗を覗かせます。 今まで抑えられてきたものが爆発するように、この巻では物語の中の様々な要素が次々と一線を超えます。面白い! SFだ! 今まで読んだ小川一水の作品の中では、このシリーズが一番好きです。著者の力の入れ具合が伝わってきますもん。まだ読んでいない人は、今のうちに一巻から全部読むことを強くお勧めしておきます。 あと、裏表紙の内容紹介に「好評ハートフル文明育成SF! 第三巻は航空機開発と核危機の時代」とか書いてあるんですが、その字面はちょっと面白すぎると思います(笑) ◇ |
2003/03/04 君たちは数百年前に葬られた貴族の塚の前にいる |
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2003/03/01 In Search of the Room That Could Contain 'Chillout Rooms' |
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