Sept of
Wheel of Ptah
Casablanca Junction


ケルン:カサブランカ、モロッコ
レベル:5
ゴーントレット:3
タイプ:Crossroads(交点)
部族構成:開放的、サイレント・ストライダーズによって管理
トーテム:Ptah,Opener of the Ways(道を開くものプター)
 プターは、自身に献堂された特別な寺院にその力を注ぎ込んでいるインカルナで、この寺院がケルンの中心となっている。エジプト人が崇めていた古代神その人なのか、あるいは旧き神のかけらに過ぎないのかは判らないが、プターはこのケルンの力そのものである。彼がいなければ、ケルンはたちどころに眠りに就いてしまうだろう。

モロッコ、32kb地理(Geography)
 1956年に独立するまで、モロッコはフランスとスペインの支配下にあった。西洋と東洋の交差点に位置するモロッコはムスリム国家であり、ムスリム・パワーの政治的な要ともなっている。湾岸戦争時には、モロッコ兵は反イラク活動に加わった。モロッコの国教はイスラーム、主要言語はアラビア語。しかし、人口の3分の1は、先住民であるベルベル人マイノリティで占められている。政治体制は立憲君主制であり、現在は国王ハッサンU世と総理大臣のアゼディン・ララキによって統治されている。
 カサブランカはモロッコで最大、アフリカ全土でも2番目に大きい都市である。1468年、古代都市アンファの上にポルトガル人によって建設されたのが始まりで、1755年には地震によって壊滅的な打撃を受けたが、再び徐々に再建されて今日に至る。恐らく世界で最も成長の早い都市の一つであり、カサブランカだけでモロッコのGNPの50%を占めている。 (参考:カサブランカ市街図、51kb)

境界(Bawn)
 モスク・オブ・アンファ(The Mosque of Anfa)は、何世紀もの歳月のうちに幾度となく所有者を変え、何度も建て直されてきた古い建物である。モスクの壁がケルンの境界になっているが、モスクの周りの道には人間たちも歩いている(塔や壁の覗き穴からその様子が見える)。不自然感知(Sense the Unnatural)、ワーム感知(Sense Wyrm)などのギフトを持ったガルーは、覗き穴からメインアーチを通る全ての訪問者を走査することができる。モスクは祈りのための正当な場所であり、アラビア人のキンフォークによって維持されている。
 モスクを出て少し歩くと、オテル・ドゥ・ヤースミーン(Hotel du Jasmin)と隣り合って、アメリカ風のナイトクラブ、酒場とレストランを兼ねるシドゥリズ・カフェ(Siduri's Cafe)がある。どちらの建物も、ベルベル人のサイレント・ストライダー・キンフォークによって運営されている。シドゥリズのオーナー兼バーテンダーはマックス・カプラ(Max Capra)。その妻シドゥリはホテルの総支配人と料理長を兼ねている。シドゥリズ・カフェはガルーの旅行者には最上級の集合場所で、シャワルマ(炙った羊肉の塊を削いで野菜と一緒にホブス(薄いパン)に挟んだもの)、ムジャダラ(レンズマメ、米、玉ねぎのちょっとスパイシーな炒め物)、シシカバブ(羊の串焼き肉)、ババガノーシュ(スモークしたナスをペースト状にすりつぶしたもの)などの中東料理を、バーガーやフライドチキン、ステーキ、ポテトといったアメリカ料理と同じテーブルに並べて味わうことができる(毎週火曜日には、あつあつのアメリカンピザさえ食べられる。マックスのラガバシュの友人が、ニューヨークで受け取ったピザを、ムーン・ブリッジを経由して、はるばる大西洋を越え、ディナーに間に合うように届けてくれるのだ)。
 マックスをコンタクトに持つ(コスト:3)ガルーは、豊富なゴシップやニュース、そしてガルー社会の全体的な動きといった価値ある情報に触れることができる。そうした情報の全てがマックスの耳に入る。シドゥリズ・カフェはサイレント・ストライダー=アールーンの用心棒、アシャンテ(Ashante)によって注意深く見張られている。アシャンテは、昼間は通常モスクの監視任務に当たっている。シドゥリは伝言や地図の販売といった、旅するガルーへの特別なサービスを幾つか提供している。それなりの額を支払えば、シドゥリは新しいパスポートや必要な書類を完全に揃えて、ガルーに人間としての身元を用意することができるとも言われている。
 また、シドゥリズの近くには、静寂の家(Quist House)というサイレント・ストライダーズの秘密の酒場が隠されているという。その場所と、中へ入るための秘密の合い言葉を知っているのはストライダーズだけだとも。

ケルンの交点(Crossroads Caern)
 ホイール・オブ・プターのケルンは独特な性質を持つ。このケルンは他のケルンのように建設されたのではなく、サイレント・ストライダーズによって、一連のリドルの中から発見されたものなのである(サイト・オブ・サン(Sight-of-Sun)という名のスターゲイザー=サージの手助けがあったと伝えられる)。しかもムーン・ブリッジを開く力が極めて強く、そこに道が用意されている必要も、目的地にパス・ストーン(ムーン・ブリッジを開くのに必要な要石)が存在する必要もない。ケルンの司祭(Master of the Rite)は、よく知っている場所なら瞬時にどこへでも行ける、一方通行のムーン・ブリッジを作る儀式を発見している。
 ケルンの中心を取り巻くパスウェイは、未知の領域へと通じる入り口やムーン・ブリッジを幾つも形成している。再び目覚めるときを待っている太古のケルン、アザー・プレーン、アンブラの中のポケットレルムなどの異世界……パスウェイの組み合わせは無限にある。入り口の場所は星の配置に対応しており、交差点がゲート、ポータル、ムーン・ブリッジの道標となっている。その全てを探検することは永遠に不可能だろうが、サイレント・ストライダーズ(と、もし許可されているならブラック・フューリーズも)は飽くなき探求を続けている。
 ホイール・オブ・プターはアフリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパの交点にあたり、ムーン・ブリッジを使用したガルーの大陸間交通の要所になっている。通行料は比較的安く、滞在するにも快適である。

中心(Center)
***まだ秘密***
 
陸標(Landmarks)
***まだ秘密***
 
影景(Umbrascape)
 アンブラからホイール・オブ・プターを見ると、そこは何百という門、通路、小道が縦横無尽に交錯するクロスロード・ドメインになっている。蜘蛛の巣にも似たこの混沌の中から、誰がどの道を旅しているかを指摘するのは実質的に不可能である。このネットワークに光を投げ掛けているのはプターその人で、その瞳には宇宙が写し出されている。ケルンの周囲のウェブ・ドメイン(ウィーバーの領域)は、パターン・スパイダーたちの飽くことのない作業にも関わらず、開かれた幾つものムーン・ブリッジによって常に拡張を阻害されている。
 
歴史(History)
***まだ秘密***
 
氏族(The Sept)
文書保管人(Archivist)
旅人(Travellers)
出発(Departure)

人々(Personalities)
ベス・ポル・ヌーミン(Bes-Por-Numin)
ゾショー・アルメイン(Zosho Alemein)
サム・パテル(Sam Patel)


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