ミッション名
■『ワニが凱旋するとき』
ミッション内容
■地下からの銀行襲撃計画が企まれているという噂がある。情報の真偽を確かめ、真ならば計画を阻止せよ。
■成功報酬:各自札束1個、支度金として各自札巻1個。期限は2日、タイムスパンは4。
■イメージ音楽:ジョニーが凱旋するとき
依頼者
■大阪商工会議所
チーム
■ダークサン
ミゲル一色(リーダー):歌謡曲「夕焼けサニーサイド」(だけ)で一発当てた元スター。本人は今でもスター気取り。
一色めりと(道化師):ミゲルの娘。CLAMP風のカワイイ衣裳で街を駆けるクライムファイター。でもやることは妖怪。
□パーキー・パット(専門家):移動力9なので、ルール上は世界一足が速いアメリカ人チアガール。お嬢様学校に通っているが路上生活。
□ホウタイ(荒事屋):全身を包帯に包み、黒の着流しを着ている。銃をいっぱい持っている。るろうに剣心のシシオみたいだけど男装の麗人。
□ベンジャミン(マネージャー):おフランス(ラ・九州みたいなものか)出身のファッションデザイナーザンス。とてもいかがわしいザンス。
 
■ミゲル以外の4人は新ルールを使った「クライムファイター」。クライムファイタールールの導入は今回が初。

セッション内容
■最初にシナリオタイトルを公開したため、ワニとか地下とかいう単語に異様に怯える一行。
■官庁街で情報収集をするにあたってDDは服装を指定。黒服、丁氏、学生服、軍服以外のキャラクターには、犯罪で11を出さなければトラブル表を振らせると宣言。学生服のめりととパーキー、大喜び。
■金持ちのベンジャミン、御堂筋に服を買いに走る。自分の分だけブランド品。仲間の分は安物。
■めりと、市警本部の入り口で手頃な獲物(警官)を物色。色仕掛けで物陰に引っ張り込んで「ちね!」などとぶん殴って情報収集。
■ホウタイ、体中をぐるぐる巻きにしている包帯を触手のように繰り出し、流氓をボコボコにして情報収集。実際には「粗末な武器」扱いなのだが、まるでスポーンか何かのようなショウアップ。しかし情報収集の過程で、友人が2人も死亡(クライムファイター犯罪ハプニング表10)。盟約の卑劣さに怒りを新たにする一行であった。
■調査の結果、最近大阪各地で大量のダンプが盗まれているという。ダンプの目撃者によると、運転していたのはナニワ地下帝国の地底人。清浪女子高校の近くの廃ビルの敷地にダンプが集結していたという情報も。
■早速廃ビルへ赴く一行。ビルの窓やドアは、外から板を打ちつけられて全部閉ざされていた。
■ちょっと離れて銃を撃ってみるパーキー。破れた窓からは、途端に土砂が雪崩落ちてきた。昔のD&Dみたい、などとびびりつつ覗いてみると、どうやらビルの中にはみっしり土が詰まっている様子。
■その時、(めりとのピンゾロのとばっちりで)ミゲルが落とし穴に落下。穴の中には「掃き溜めの悪魔」が! 流氓の卑劣な罠だ(クライムファイター犯罪ハプニング表12)!
■穴の中を逃げ回るミゲルを助けるべく、みんな一斉に攻撃。中でもいきなり穴の中に飛び込んで殴りに行ったパーキーはみんなを唖然とさせる。奮闘の甲斐あって、掃き溜めの悪魔は何の被害も与えられないままヘドロとなって崩れ落ちる。安堵しつつ、流氓への怒りを新たにする一行であった。
■周囲の地面に残っていたダンプの轍に付いていくと工事現場へ。工事は中断しているらしいが、入り口のフェンスを閉ざす鎖は切断されている。中に入ってみると、そこにはダイハード3に出てきたような大きな導水管が。足下に水が溜まっている、と聞いて怯える一同。
■ベンジャミンのブルーバードとめりとのサイドカーで、導水管の中をしばらく進むと、ちょっと開けた場所に出る。片方の壁が壊されていて、ダンプも通れるほどの広い斜路が岩盤を掘り貫いて更に地下へと続いていた。
■下っていくと、通路は三つに枝別れ。左は細く、油臭い。真ん中は今まで来た道と同じような大きな斜路。右からは空気の流れに乗って水の音が聞こえてくる。
■めりと、灯りを持って、鬼のように罠感知ロールを振りながら斥候任務。右はどうどうと流れ落ちる下水の滝に通じていた。下は見えない。10mほど向こうの対岸に通路が口を開けており、ロープが一本渡してあるだけ。見ているうちにも、流された掃き溜めの悪魔が咆哮しながら落下していったり。「足を踏み入れてはいけない場所に来てしまったのではないか」と激しく怯えるめりと。渡るのは無理だと諦めて引き返す。
■真ん中は横転させられたダンプの荷台でぴったり塞がれていた。通り抜けることはできない。おたからの「携帯ゴミ箱」に入って、向こうに投入してもらうという摩訶不思議案も出たが、隙間がまったくないとして、DDはすげなく却下(ルール的には可能)。
■油臭い左の通路を本命だと考え、ぞろぞろと歩いていく一行。先頭を歩いていためりとは危ういところで穴に落ちかける。穴は石油の井戸だった。めりとはライターを灯りにしていたので、落ちたらすげいことになっただろう。
■結局左は行き止まり。みんなぶつくさいいながら右に行き、決死の覚悟でロープを伝うことに。肉体で判定した結果、なんとか全員渡りきることができた。対岸の通路はちょっと行くと波形鉄板とトタンの粗末な扉に突き当たった。隙間からは光と人声が洩れてくる。銃を構えて突入してみると、そこには探検家じみた服装の地上人(なにわツアーズの昭和基地(しょうわ もとくに、人名))と、半裸にエプロンの若い地底人娘(DDのキャラ、川本マゴット)。
■彼らの話によると、地下帝国の「狩人」ハイリとその側近が、ダンプを盗んで何やら大掛かりな計画を実行しているらしい。この二人はそれに批判的で、自分たちでは立場上手が出せないハイリを殺してほしいと持ちかける。一行はこれを受け、昭和の案内で隠し通路へ。
■梯子と細く曲がりくねった通路を先導しながら、昭和は今の地下帝国の苦境を淡々と語る。大阪地下には「世界の車輪」(コナン・ザ・グレートでコナンが回していたあれ)というものがあり、世界を正常に動かすために重要な役割を果たしていたのだが、最近壊れて動かなくなってしまった。これによって地下帝国は様々な災害に見舞われ、人口も半減。原因を究明するため、鰐の祝福を受けた何人もの勇者が地上へと旅立ったが、誰一人帰っては来なかった。それだけではない。地下帝国の更に地下、マントル層の近くに生息していた地下地底人たちが、大挙して上がってきて、地下帝国の領土を奪っているのだ!
■そんな気の狂った話は聞きたくない、と耳を塞ぐ一行。「信じられないならその目で見てみろ」と、昭和は枝道に入って行く。道は簡素な柵で終わり、その向こうを見た一行は驚愕する。
■そこは巨大な空間だった。はるか下を流れる溶岩の川が、この世のものとは思えない光景を赤く照らし出す。空間には無数の奇妙な生き物が蠢いていた。縦横に張り巡らされたワイヤーを敏捷に伝う、四本足で二挺拳銃の生き物。紙のように薄い身体を持つ直立した猫のようなもの。やっとこと斧を振り回し、煙を吐く猪のようなもの(順にあとがきモンスターズの「MBC」「ねこえみり」「鴻」)。マンアフターマン的な姿の彼らこそ、地下地下帝国からやってきた地下地底人なのだ。伝説では、地下地底人の更に地下には地獄地底人が棲んでいるという。
SANチェック精神の判定に成功し、トラウマを受けずにすんだ一行は、逃げるようにその場を離れる。
■隠し通路を通り抜け、さっき横転したダンプで塞がれていた通路の向こうへ。野球場ほどもあるその空洞には、地下帝国風に飾り立てられたダンプが何台も停められていた。斜路を下からダンプが上がってきて、「狩人」ハイリ、二人の「地下帝国の戦士」、毛足が長いためモップのようになっている「番犬」が二匹現れる。ベンジャミンが隠れる判定に失敗したため戦闘に突入。
■ハイリはダンプに乗って轢きに来ようとするが、事前の準備を口撃されたりして乗り込むこともできない。戦士は「接敵:地下」を生かして、めりととミゲルの乗ったダンプを一撃で破壊したが、集中砲火を浴びて早期に沈没。DDは「戦士はダンプの首を一撃で切り落とした」などと、ステバチかつ適当なショウアップをしたため顰蹙を買った。犬は逃げたベンジャミンを追い、一匹が(素手扱いの牙で)マヒさせたところに二匹目が噛みつくという連係プレー。マヒしたベンジャミンを、二挺拳銃のパーキーが「事前の準備」で入れ代わって救う。しかし身代わりになったパーキーも、ものすごい根性(ダイス目)を見せるモップ犬に喰らいつかれて死にそうになる。そして「銃劇」持ちのホウタイは、二挺のベレッタで鬼神のようにキルマークを増やし続ける。ダンプのサイドミラーで敵を見て、跳弾を当てるなどのショウアップは、まるで違うゲームをやっているみたい。
■ダンプを破壊されたハイリはフロントガラスを突き破って飛び出し、近くにいためりとを攻撃する。めりとは「甘い罠」に備え、気絶するまで精神点を消費して第一印象判定。親密度は3で、「甘い罠」。「電話番号ぐらい教えてもいいかも」などと思いつつ、頬を染めて気絶。ハイリは「電話番号ぐらい訊いてもいいかも」などと思いつつ、意識を失っためりとをパイプジャベリンでぐさり。
■ハイリはめりとを串刺しにしたまま槍を担ぎ上げ、攫って逃げようとする。めりとのパパンであるミゲル、猛然とダッシュ。パーキーの超俊足やホウタイの援護射撃もあって、ハイリは思いを果たせずついに倒れる。マヒから回復したベンジャミンが、逃走妨害用におたからの「エーリッヒ・ツァンのジュークボックス」を発動するというヒトコマもあったが、幸か不幸か、特に劇的な効果は現れなかった。
■隠し通路から出てきた川本マゴット、ハイリの企みを説明する。彼らは地下帝国版図の縮小を食い止めるため、地上地下化計画に着手していたのだ。ビルに土を詰め、改めて中にトンネルを掘れば、そのビルは地下化する。既に官庁街だけでも4つの建物が地下化しているのだ。一行がハイリを止めることに失敗していたら、次は大阪城が地下化していただろう!
■ハイリの狂気を止めたことに感謝されながら一行は地上へと帰還。クライアントには銀行強盗計画があったと嘘をつき、まんまとボーナスまでせしめるのであった。
 
アフタープレイ
■成長
□ミゲル一色→何もしないのに、要所要所で鷹揚に口を出す「何もしないっぷり」がそれらしいと評価されて親分。
□一色めりと→ハイリを落とすときの精神点の使い方が巧妙だったので色事師。シーフっぽくもあったんだけどね。
□パーキー・パット→無意味に明るいのでキジルシかとも思われたが、ヒーロー的に他のキャラを助ける行動が多かったため、なんとかクライムファイターに滑り込み。
□ホウタイ→殺し屋という意見も根強かったが、N◎VA的アメコミ的なショウアップをバリバリやってたことからクライムファイター&MVP。狙ってたよなあ。和月絵人間め。
□ベンジャミン→何が胡散臭いって、こんなおフランス人がクライムファイターを名乗ってることが一番胡散臭い。ペテン師決定。
 
■関わった人物
□川本マゴットと昭和基地にコネができた。
 
■他のプレイレポート
痩せゆく男の手記:2000/04/15 (土)(THOR'S LABO 3794

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